「アートと社会 領域を超えたパートナーシップについて」では、ゲストにインディペンデント・アートアドミニストレーターの樋口貞幸氏をお招きして、これまでの活動や取り組み事例をお話頂いた。
樋口氏はNPOリンクの代表として、日本中のアートNPOを繋ぎ、様々なイベントの仕掛人としてアートと社会を繋ぐことを引き受けている。否応無しに巻き込まれていくかもしれない、大きな社会の流れのなかでアートがどのような立ち位置をもつべきなのか、またそのときわたしたちアートに関わるものはどのようにそれと接していくべきなのか、を樋口氏の幅広い活動における体験談や実際にあった事例を伺うことで、それぞれがその大きな流れに乗るためにあるいは避けるためにどのようなアクションを起こすべきなのかを考察した。
ゲスト略歴
樋口貞幸:1999年 ARTS STAFF NETWORK設立。以降、さまざまなアートプロジェクトに携わる。2003年、第1回全国アートNPOフォーラムin神戸事務局を担当。2004年アートNPOリンク発足と同時に事務局長に就任。NAMURA ART MEETING’ 04- ’34事務局、NPO法人アートNPOリンク常務理事などに従事するほか、舞台芸術制作者オープンネットワーク監事(2013〜)、NPO法人淡路島アートセンター監事(2013〜)、一般社団法人ダンスアンドエンヴァイロメント監事(2012〜)など。
モデレーター
compass:compass(コンパス)は、6名のアーティストらによって企画・運営される沖縄のアートサイトです。compassは、メンバーそれぞれの活動や視点が重なり、共鳴することで、新しい価値を創造する試みです。この場所(地場)から生まれる、新たな未来像を指し示す、そんなサイトになればと思います。